完全な日焼け防止効果を期待するならUVカット率100パーセントの日傘を選ぶのがおすすめです。UVカット率については90パーセント程度でもしっかり紫外線を防御出来ますが、完全を目指すなら100パーセントが安心です。また、紫外線は下からも反射しますが、傘の内側に紫外線防御効果のあるコーティングが施されていればより安心です。UVカット加工の生地は2~3年で効果が薄れてしまいますが、内側のコーティングなら半永久的に効果が持続するので、日傘を長く使えるというメリットがあります。
日傘も雨傘と同じく長傘と折りたたみがあるので、用途に合わせて使い分けることが出来ます。長傘のメリットは開け閉めしやすいことなので、頻繁に差したり閉じたりしたい人は長傘タイプが適しているかもしれません。一方の折りたたみ傘は持ち運びに便利なのが最大の特徴です。形がコンパクトなのでバッグなどにも入れやすく、使わないときには折りたたんで仕舞うことが出来るので手を塞がずに済むというメリットがあります。
ただし、折りたたみ傘はたたむのに時間がかかるため、これをデメリットに感じる人もいるかもしれません。加えて、折りたたみ傘は携帯性を重視しているのでサイズが小さい場合も少なくありません。傘のサイズが小さいと紫外線が防御しきれないこともあるので、完全な紫外線防御を目指すならサイズの大きな長傘タイプが適している可能性があります。さらに、生地の薄い傘は軽量でいいですが、紫外線を防御する能力は劣るので、完全遮光出来る日傘は重量が重くなってしまうという特徴があります。