雨傘兼用の日傘が人気を集めている

傘の機能には、雨を防ぐ「雨傘」と紫外線を防ぐ「日傘」があります。近年、シミやシワ対策と美白を意識する人が増え、さらに行政が熱中症対策に利用を促進していることから日傘の需要が伸びてきています。そうした背景から日傘自体の機能向上にも注目され、雨傘兼用の商品も出てきました。これは文字通り、雨傘としても利用できるというものです。

紫外線が増える夏場に利用者が増加する日傘ですが、夏場はゲリラ豪雨も少なくはありません。そうした突然の雨にも対応できることから選ばれやすくなっているようです。中でも働く方に人気なのは折りたたみ傘です。持ち運びに負担がかからず、状況に合わせて使いわけることができます。

雨傘兼用は便利ですが、注意したいこともあります。日傘には、一般的に生地にUVカットコーティングが施されていますが、雨に濡れることでコーティングの効果が落ちやすくなります。平均的な寿命は2~3年と言われていますが、雨傘としてヘビーに利用するのはおすすめできません。また、雨傘兼用では豪雨や長雨には対応できない可能性があるとも注意書きがあります。

万が一を考えての記載なので、それほど心配することはありませんが、雨傘ではないことは理解しておくのがいいでしょう。もし長く使いたいというのであれば、値段は張りますが、UV素材の生地のものを購入するのがおすすめです。コーティング可能ではないので、傘が壊れない限りは使用できます。

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