急な雨に対応するために折りたたみ傘の購入を検討すると、「晴雨兼用」という言葉を目にすることもあると思います。晴雨兼用の折りたたみ傘とは、メインの機能はＵＶカット加工が施された日傘ですが、防水加工もされているため雨の日にも使えるというものです。最近は機能性を重視する傾向も強く、このような傘が増えてきています。ただ、便利な傘ではありますが、両方の機能を十分に発揮できるのかが気になるところです。
特に、傘から雨が染みて濡れてしまったなんてことになれば意味がありません。実際、晴雨兼用には注意書きとして、「豪雨」や「長時間の雨」には雨が滲むことがあるとの記載があります。よって、雨を完全に防げるんだと過信してはいけませんが、豪雨でも問題なかったという声もあるので、商品選びを間違えなければ問題なく使えると思っていいでしょう。それでも雨の漏れが心配、紫外線カットより雨を防ぐことを重視したいという方には「雨晴兼用」の折りたたみ傘があります。
これは、雨を防ぐことをメイン機能にし、そこにＵＶ加工も施されているため日傘としても使えるというものです。ほとんどの兼用傘は晴雨兼用で売り出されており、雨晴兼用で探すと長傘のほうが多くなります。どちらの機能を重視したいのかを考えて自分に合った折りたたみ傘を選ぶといいでしょう。ちなみに、雨晴兼用であっても紫外線遮断効果が低いということはありません。
日常使いで選ぶなら、晴雨兼用でも十分です。